拝啓
　ご寺院様には益々、御清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
　さて、

　㈱福生と共に、仏教三聖樹（インド菩提樹・無憂樹・沙羅双樹）、ブッタガヤ大菩薩樹下の仏足石拓本、仏閣の各種印章、初転法輪寺の仏伝壁画「野生司香雪ーその生涯と仏伝壁画」冊子等の出版、販売におきまして、御寺院様の皆様には、永きにわたり、一方ならないお世話になりましたこと、厚く御礼申し上げます。

　私は常に、斬新で新しい商品作りに力を注いで参りましたが、いつしか九十三歳になりまして、体力的に少し限界を感じていたところです。しかし、香川県の印刷会社の㈱広真様より幸いにも、「今のすべての事業を引き継いでやります。」とのお言葉を頂き勇気が沸き、できるだけ早くあたためていた商品の完成を目指し、今後は御寺院様の御期待に沿うべく、㈱広真様と一緒に商品の企画、紹介に参加して参りたいと思います。

　どうか一層のお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

　尚、この度の野生司香雪画伯顕彰会によります初転法輪寺壁画（釈尊生涯記）の保全補修工事も御寺院様の御協力を賜りまして無事終了しましたことをご報告させて頂きます。

敬具

令和6年11月吉日
（株）イクタ 会長　生田 要助

拝啓
　拝啓、霜月の候、ご寺院様におかれましては、益々ご清栄のことと心よりお慶び申し上げます。

　さて、

　この度、㈱イクタの生田会長より、今まで、展開してきた事業を承継させて頂くことになりました㈱広真です。

　最初にお話しを頂いた時、会長が長年にわたり研究され、商品化されたものを私どもが承継して務まるものではないと考えておりました。ただ、継承者がいないと、「これから御寺院様にお伝えしたかった商品を見て頂く機会もなくなってしまう」ということお聞きし、私共、経験不足で未熟者でありますが、精一杯、取組まさせて頂きたいと思った次第です。昨今、信じられない、目を覆いたくなる事件が多く発生しています。商品のご紹介だけでなく、お釈迦様の教えを一人でも多くの檀家様や一人でも多くの方に知って頂き、少しでも心安らかに過ごせる世の中になることを願ってやみません。今後ともよろしくお願い申し上げます。

　向寒の折、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
敬具

令和6年11月吉日
（株）広真 代表取締役社長　平井 議顕

野生司香雪画伯顕彰会 事務局（溝渕茂樹）によります初転法輪寺仏伝壁画（釈尊生涯記）の保存修復工事が御寺院様の御協力を賜りまして無事終了し、インド大使館・ヴィヴェーカナンダ文化センターの所長より感謝のお手紙を頂戴致しました。

ご挨拶
インド大使館を代表して、野生司香雪画伯顕彰会の皆様による壁画の保全、画伯の多大な功績を次の世代に伝える献身的な活動に心より感謝申し上げます。

ご協力戴いた皆様の活躍は今もなお続く日印友好交流の歴史に永続的な影響を残すであろうと確信しております。

顕彰会、ご協力戴いた皆様に深い敬意を表すと共に、皆様の更なるご健勝を祈念致します。

インド大使館・ヴィヴェーカナンダ文化センター
所長シッダールト・シン教授